今まで桜ヶ丘のまちづくりが遅れていた要因の1つは、桜ヶ丘の住民、自治会などが一体となって、まちづくりの要望や建設的意見を大和市、神奈川県など行政に伝えることを行っていなかったことが挙げられます。
私は桜ヶ丘地区の住民、自治体の意見、要望、提案などをお聞きし、それを取り纏めながら、一体となって大和市行政に伝える役割を果たします。さらに現在桜ヶ丘のまちづくりを進めている「桜ヶ丘まちづくり市民協議会」と連携して、行政と住民組織が一緒に協議し、話し合う場を設けるなどの取り組みを行います。
現在、丸子中山茅ヶ崎線を横断して桜丘小学校へ至る主要な通学路は3本あります。
1つ目は宮久保自治会と久田自治会を結ぶ筋違い道路ですが、これは筋違いを解消して、直行道路とする計画内容となっています。この地区内道路整備についても通学路としての安全性を考慮して、幅の広い歩道を整備することを働きかけます。
2つ目は桜並木沿いの通学路ですが、これは、拡幅後の丸子中山茅ヶ崎線をどのように横断するのかが課題です。(現在は横断歩道橋を渡っています。)
3つ目は、旧小林酒店前の信号を渡り、桜丘小学校前に通じる地区内道路です。しかしながら現在の信号が廃止され、東側に50メートルほどの新たな信号を渡り通学する必要が出てきます。そのため、新たな信号を渡り、そのまま桜丘小学校に直進できる通学路の整備を働きかけます。
丸子中山茅ヶ崎線は、現在桜ヶ丘1号踏切で小田急線と交差しています。
そのため道路のオーバーパス、アンダーパス、鉄道を高架化、鉄道地下化の4者1択が議論の対象となりました。最終的には鉄道の高架、地下の2者択一となり、神奈川県の「桜ヶ丘地区交通まちづくり提言書(平成23年5月)」では、「相応しい交差方式」として鉄道高架方式を結論としています。その論拠としては、B/C(交差方式によって得られる便益/事業費)が、地下化方式が1.0以下となっている点が大きく影響しています。しかしながら、便益はその大半が通過交通時間の短縮効果であり、地下化に伴う住民の便益(景観、日照時間向上、騒音、振動の低減、東西のまちの一体化、新たなオープンスペースの創出、オープンスペースを使った地域活性化のための新たなイベントなどの経済効果)はほとんど反映されていません。一方、当然ながら事業費は鉄道地下化の方が大きくなります。
従って、2択の場合、当然ながら事業費の少ない交差方式が有利となります。
「桜ヶ丘まちづくり市民協議会」として、神奈川県議会に住民便益考慮したB/Cを再検討するよう請願書を提出し訴えましたが、採択されませんでした。
小田急線地下化については、改めて住民、自治会の声を結集して取り組みます。
(オール地下化されたのちのオープンスペースを使って行うことが考えられるイベント例)
・音楽フェスティバル(桜ヶ丘を音楽のまちに)
・大道芸フェスティバル
・花のコンクール(地元自治会毎に花壇管理して貰い、投票、表彰)
神奈川県に依る現在の県道拡幅整備計画では、折り返しのある長いスロープのある歩道橋で丸子中山茅ヶ崎線を渡り、国道は平面歩道で渡るという計画案となっています。
このような計画が実現すると住民(特に桜丘小学校への通学者や高齢者)にとって非常に不便な横断方式となります。
道路構造令の技術基準の制約もあると思いますが、できればスクランブル方式とし、道路の中央に待避所を設けることを働きかけていきます。
桜ヶ丘地区にはまだ、消防車が進入できない多くの狭隘道路が現存しています。このような狭隘道路の解消には、住民同意を得たうえで壁面線後退などの地区計画をかけて、容積率アップなどの特典を与えて長期間で解消していくことが最も現実的と考えられますが、新たな法改正や建て替え促進策などを検討して、現実的な改善策に取り組みます。
桜ヶ丘地区には丸子中山茅ヶ崎線に接続する多くの市道などの生活道路があります。拡幅に合わせてどのように接続するのかによっては住民生活に大きく影響します。特に谷戸頭自治会から丸子中山茅ヶ崎線に接続する道路は、現在の旧小林酒店の信号が廃止されるため、迂回して神奈川県が計画しているNO.3交差点まで出ることになりますが、その線形が地区内道路内で渋滞等を招く危険が大きい形状となっています。個人所有の私道等も活用して、スムーズな車の流れをもたらす計画変更を促します。その他多くの問題個所についても現在計画の改善に取り組みます。
また、丸子中山茅ヶ崎線の電柱地下化にも取り組みます。
桜ヶ丘地区も高齢者の割合が多くなり、そのための小さな取り組みも重要となります。一例として、街角や、主要道路、生活道路などにストリートファニチャーとして簡易なベンチを設置することでも、高齢者にとっては大変ありがたいことになります。このようなお出かけ支援にも取り組みます。
地域の声がまとまることがなかった
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大和市で最も遅れた地域のとなった
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丸子中山茅ヶ崎線拡幅事業も小田急線との交差も進んでいない
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ますます遅れていくばかり
地域の声を集結して意見要望を出す
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行政参加のまちづくり協議会にする
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住民参加の都市計画づくりを進める
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子どもや高齢者に優しく、安全で快適な魅力ある桜ヶ丘になる