文化創造都市

1. 得意分野を活かした団塊世代再登場の機会創出

 現在の高齢者は、前期高齢者はもちろんのこと、後期高齢者も驚くほど元気な方が大勢いらっしゃいます。特に団塊の世代はまだまだ元気です。このような方々に幅広い得意分野を登録していただき、その得意分野にニーズのある企業や個人を斡旋することにより、人も企業も活性化することを真剣に検討すべきと考えます。
 「企業も起業も元気に」の項で示した「企業の営業、技術支援」もこのような考えに該当します。ぜひとも実現したい施策です。

 

2. 地域の文化活動活性化のための懇談会開催

 大和市は様々な文化活動が盛んに行われています。絵画、音楽、書道、茶道、詩吟など数え上げたらきりがありません。
 しかしながら、公共施設の利用制限や、大和市としての文化活動活性化の積極的な支援策が不十分との話も文化活動団体などから聞きます。そこで、多くの文化活動団体を交えた文化活動活性化のための懇談会を設け、意見や提言を吸い上げて大和市の文化行政に活かす取り組みを行います。

 

3. 生涯一スポーツ、一文化活動の推進

 特に団塊の世代は、会社人間が多く、地域コミュニティと接する機会が少なかった分、リタイア後の生活においてどのように地域と付き合うのかわからないというケースも多くあります。
 この場合、地域の自治会や老人会に参加して交流することにより、グランドゴルフなどのスポーツに参加するきっかけになります。また、積極的に地域のスポーツ団体や文化活動団体に参加することも考えられます。
文化とスポーツのバランスのとれた地域生活は、健康の証であり源でもあると考えます。
 大和市としても「健康都市」を標榜していることもあり、その具体的施策として「生涯一スポーツ、一文化活動」を掲げ、そのための環境整備や支援を行うことを提案します。 その実現に取り組みます。

4. 介護保険で非該当の方への家事支援サービスの提供

 介護保険で要介護認定になった場合は、介護保険で支援が受けられます。しかしながら、要介護認定から再び自立生活ができるようになり、非該当となった場合、介護保険からのサービスは受けられません。
 これからの介護・福祉政策は要介護認定から再び自立生活ができるように支援して、健康と明るさを取り戻すようにすることが重要です。その場合、市の地域支援事業としての介護予防サービス等(運動・栄養改善・口腔ケア・閉じこもり、うつ、認知症の予防支援などさまざまなサ-ビス)は受けられます。しかしながら大半の高齢者は、「特定高齢者」で生活機能の低下があり、家事などに支障がある場合があります。 
 その場合、「企業も起業も元気に」の施策の中でも示した買物代行、介護、配食、生活支援サービス(家事一般、食事、散歩、移動)などを提供する事業会社と提携し特定高齢者に対して、割引価格でサービス提供することなどが考えられます。この施策実現にも取り組みます。